RPAロボットというのは、決まり切った形の作業や、ルールの明確な処理を自動化するのにはもってこいと言えますが、少しでもルールを応用しなければならないというような、判断を有する作業は向いていないと言えるのではないでしょうか。そのせいか、少しでも入り組んだ構造であったり、ケースバイケースで対応しなければならないといった業務では、自動化という対象になりづらいという傾向にあるのではないでしょうか。RPA導入を検討する多くの会社を見てみると、自動化を進めたいと思っている対象のほとんどは、いくつかの要素から多くの情報を集め、それをまとめたり編集したりといった作業が中心と言えるでしょう。しかし、この全てを一つの流れの中でルール化し、自動化したいと思っても、どこかの作業内にロボットでは判断しかねる作業などがあり、どうしても一つの流れを自動化できないということが考えられるでしょう。こういった場合、せっかくRPAを導入しても、最初の期待値を超える効果は得られないのではないでしょうか。そこで、注目したいのが「AEDAN自動化パック」と言えるでしょう。これは、想定範囲内の事例であれば判断の自動化を可能とした推論型AI「ROBOWARE」と、RPAの「Progress Corticon」といった技術を軸とし、情報の連携技術である「DataSpider Servista」とを合わせ技とし、上記のような一つの流れで行いたいような業務の自動化のために開発されたパッケージと言えるでしょう。推論型AIというのは、プログラミングをしていなくても業務上で起こる事例の判断を自動化してくれ、それによって、人が仲介せずに、全体の業務を自動化することが可能となるでしょう。この自動化パックを上手に業務に導入することで、情報収集から加工、作業の前後に発生する知的判断を要する処理などを含め、スムーズに業務の自動化が実現できるようになるでしょう。AIとRPAの連携というのは、今後、RPAの適用範囲を大きく広げてくれる働きになるのではないでしょうか。
広範囲の自動化を可能に
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